近日発表!シングルマザー向けセミオーダー型住宅
昨今の世の中、日本を問わず、世界中で離婚率が増えているそうです。離婚をした時に子供の年齢が低ければ、大抵の場合奥様であった女性が親権を持って育てるケースが多いかと思います。実際にはシングルファザーの方もいらっしゃるでしょうが、圧倒的にシングルマザーの方が多いですよね。幼い子供の事を考えた場合、家事の出来ない男性より、女性が子育てした方が良いと一般的に思われているのも確かです。ところが、いざ離婚してみたら元旦那さんからの養育費が支払われないと言う問題は至る処で起きているようです。
このように離婚は女性側にしてみると経済的負担が大きく、子供が独り立ちするまでの期間は我慢の連続が多いものと想像します。もちろんお金に変えられない喜びや楽しみを子供から貰える面も有る訳ですから、一概に「経済的負担が大きい=不幸」とは言えない部分もあるかと思います。
さて、話を本題に戻します。弊社では過去にシングルマザーさんの家を新築で建てさせて戴いた事があります。個人情報に関わる事ですので詳しくは申し上げられませんが、金融機関の審査がなかなか厳しかったですね。最大の要因はやはり年収面でした。これは男女に関係なく、融資を受けられる全ての方に言える事です。ただ、このお客様の「子供の為にどうしても家を建てたい!」と言う熱意に負けて私も必死で「プラン」と「資金計画」を何回も練り直し、ようやく審査に合格した訳です。いま考えても「よく審査が通ったなぁ。」と感心するのですが、よくよく考えてみると特に「資金計画」がいかに大事かを教わった事例の一つであったと思います。
そして、もう一つ教わった事が有ります。それは世の中にたくさんいるシングルマザーの方で「家を建てたいと思っているけど、自分には無理!」と思われている女性が案外多く存在しているのではないかという事です。
女性でも男性より稼ぎの多い人はいらっしゃいます。でも一般的に見れば少数派です。そんな少数派のシングルマザーの方を応援する商品(注文住宅)を近日発表いたします。昨年の春に起こった「ウッドショック」以降、あらゆる資材の値段が上がってしまい、ただでさえ高額な住宅がさらに高額なものとなってしまいました。正直言って今までのやり方のままで対応していくと、価格高騰分全てをお客様にご負担戴く事になり、とんでもない見積り価格を提示せざるを得ない状況になっております。そこで弊社では2つの新商品を発表し、モニター住宅として募って本体工事価格から税込み100万円の値引きをさせて戴く事としました。また新たに導入した「資金計画システム」を同時に活用して貰うことで、より経済的な負担を軽減させていきたいと考えております。
弊社では「安かろう悪かろう」的な住宅は絶対に建てません。それは仮にそれで一時儲けたとしても会社の信用を落とし、長続きはしないからです。そして何より高額なお金を支払ってくださったお客様の信頼を裏切る事に繋がるからです。ローコスト住宅を前面に出している会社の住宅価格と比較した場合、扱う素材を厳選し、丁寧な仕事をしている弊社の住宅では金額的に高くなるのは当然です。しかし、見方を少し変えて見て戴きたいのです。
見方を変えて戴きたい点は2つ有ります。
一つは『経済的に無理のない返済金額』になっているかです。いくら契約金額を抑えたとしても月々の返済額が高ければ意味がありませんよね。そこで重要なのが「資金計画」です。実は前述のお客様は弊社と出会う前にローコスト住宅で有名な会社からの営業を受けていたそうです。が、話が進むに連れ段々と来なくなってきたとの事。思うに「融資が難しい!」と判断し、撤退したのでしょう。でも弊社でこのお客様は家を建てられました。しかも新築の注文住宅です。価格もローコスト住宅会社より高い金額です。ここで言える事は『家づくりは住宅の価格だけで考えるものではない』と言う事です。でなければこのお客様が弊社で家を建てられる事など無かったはずです。
そしてもう一つ見て戴きたいのは『メンテナンス費用にいくらお金が掛かるのか』という部分です。この部分を考えているお客様は案外少なく、住宅会社もあまり触れませんが、かなり重要度の高いポイントだと考えます。ちなみに弊社の考える『素材の良さ』とは品質と耐久性です。「安かろう悪かろう」的な住宅との決定的な差はまさにこの部分が多くを占めます。例えば屋根や外壁材などは典型的なものです。素材の良し悪しで塗り替えを行うサイクルが大きく変わりますので、入居後に掛かるメンテナンス費用に大きく影響してくるのです。
つまり「安かろう悪かろう」的な住宅で建てた場合、住宅ローンとは別に想定外なメンテナンス費用が次々と掛かってくる恐れがあるのです。要は『長い目』で見た場合にどちらが得かを考えて戴きたいのです。何事も『最初が肝心』と言われるように、後から取り替えたくても取り替えが難しい部位は住宅には数え切れない程あるのです。どうかこれらの事を『大事』と捉えて戴ければ幸いに思います。
※「2つの新商品」とは一つが本日予告させて戴いた『シングルマザー向け』の注文住宅で、もう一つは『子育て世代向け』の注文住宅です。こちらもただいま公開に向けて準備中です。ご期待ください!