従来型蓄熱式床暖房と改良型蓄熱式床暖房の違い

従来型蓄熱式床暖房【EcoDAS Ⅰ】
  • 従来型蓄熱式床暖房
  • 従来型蓄熱式床暖房
一方通行配管方式 【使用配管】エクセルパイプ(架橋ポリ管)
(内径)10mm ※暖房メーカーの床暖房では内径7mmが一般的です。
(外径)13mm
1M当たりのパイプの表面積:0.08164㎡

【蓄熱層の厚さ】18mm
※一般的な床暖房には蓄熱層はありません。

【アルミシートの有無】無し

■特長
お湯の進入口付近は暖かいが、奥へ行くに連れ温度が下がる傾向があり、全体の温度を上げるまで時間が掛かった。また温度ムラが出やすい傾向もあった。
熱源 サンポット製灯油ボイラー
■特長
・温度設定が5℃刻みで、細かい温度設定が出来ない。
・タイマー設定が1時間刻みでしか出来ない。
・運転中の音がやや気になる。
効果 厳冬期の温度設定:55℃
(不凍液の循環設定温度)
新築住宅でもこの温度です。
改良型蓄熱式床暖房【EcoDAS Ⅱ】
  • 改良型蓄熱式床暖房
  • 改良型蓄熱式床暖房
均等配管方式 【使用配管】エクセルパイプ(架橋ポリ管)
(内径)13mm
(外径)16mm
1M当たりのパイプの表面積 : 0.10048㎡

【蓄熱層の厚さ】24mm

【アルミシートの有無】有り

■改良点
  1. お湯の進入口から奥までの距離を短くすることで、全体の温度を上げる時間を短縮させた。また温度ムラも出にくいようした。
  2. 使用配管の内径を太くすることでお湯の流量が増え、それにより家全体を暖める時間を短縮させた。
  3. 蓄熱層の厚さも従来の1.3倍とし、蓄熱量を増やした。これにより今まで以上に余熱利用の時間が増え、省エネ効果に繋がった。
  4. 床全体に特殊アルミシートを敷く事で熱の広がり効果を高めた。
熱源 長府製作所製高効率灯油ボイラー【エコフィール】
■改良点
・温度設定が1℃刻みで出来るようになったので、微調整が可能になった。
・タイマー設定が30分単位で出来るようになった。
・運転中の音が殆ど気にならない静音型になった。
効果 厳冬期の温度設定:45℃
(不凍液の循環設定温度)
リフォーム工事で行った住宅でも、この温度のお湯で快適に過ごせます。新築なら更に低い温度でも快適に過ごす事が可能です。

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